十姉妹『殿姫』の観察日記

2009年09月30日

姫の星

買物からの帰り道
私は夜空を見上げるようになりました
姫とお別れした日から、今日でもう一年が過ぎました
CIMG5900.JPG
あの日、気道を塞がれた姫は
肩を小刻みに震わせて、必死に空気を求めて
そのまま一呼吸も許さる事無く、ゆっくりと散っていった



散った命は星になる
それはきっと、残された人々の涙が溜まって出来た作り話
なぜなら姫は私の中に
あの日のまま、時が止まったように今も居るから


でも、もう一年、あともう一年経てば


記憶の中で生き続ける姫の分身は
一筋の光る霧となって、私から飛び立ち
夜空で輝く星になる日が来るのだろうか
CIMG3056.JPG

そしたら姫
私は必ず君の星を見つけるよ
その時は色んな事を話そうね
楽しかった日々を思い出しながら



posted by chiaki at 17:57| 大阪 ☔| Comment(13) | TrackBack(0) | 私の「姫」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月30日

「姫」  私のエンジェル


今日、姫が亡くなりました

丸くなっている姫をみて、保温対策を施したのは昨日の事でした

CIMG5900.JPG

今朝、姫は餌も食べず、寝床の隅でうずくまっていました

私はエアコンを全開にし、姫を見守りました

ペレットを水で溶かし、ストローで与えてみました

コクコク美味しそうに飲んだので続けて与えました

1滴・2滴・3滴・・・・5滴。

突然、姫が口を開け、苦しみ出しました

呼吸はどんどん小刻みになり

嘴からピューピュー悲鳴のような吐息が聞こえます

気道が塞がった!?

指先で姫の姿勢を変えるも状況は変わりません

姫の苦しむ時間は永遠の様に続きます

何分経ったでしょう。閉じていた姫の瞳がカッと見開きました

そして、あえぐように痙攣をします

コック・コック・・・コック・・・・コック・・・

姫の首がゆっくり下がってゆきました

瞳が静かに閉じていきます

姫は窒息死しました

小さな命は、計り知れない苦痛の彼方へ去っていったのです

CIMG5637.JPG

私は姫を手の平にすくいました

自力で病と戦っていた姫に、私は何て余計な事をしてしまったんだろう

静かに眠る姫を、殿の側にかえしました

姫が苦しむ間、心配そうにずっと寄り添っていた殿

なのにもう、目の見えない殿は、姫を見つける事も出来ません

止まり木の端から端までウロウロしては、ピーッと叫び声をあげ

落っこちるように下に降りては、隅々まで徘徊します

それを何度も何度も繰り返します いつまでもいつまでも繰り返します

殿、姫はいつもの寝床に居るよ、ほら、今、君の目の前なのに・・

CIMG3158.JPG

姫は、以前一羽で暮していた殿の「友達」として招きました

最初、殿は姫を受け入れませんでした

私も、元気な姫より、病気がちな殿ばかり気に掛けていました

でも姫は殿を慕い、陽気に歌い続けました

本当に健気で優しいコでした

もしエンジェルが実在するとしたら、それは姫、君の事だよ

私はもっともっと君を大切にしなければいけなかったね

CIMG4168.JPG



             沢山の十姉妹が所狭しとひしめき合う

             そんなペットショップの鳥カゴから

              私は以前「殿」一羽を連れ出した



                  そしてもう一羽

             同じ場所から 我が家に招き入れるべく

            小さな「命」を選び、小さな箱で連れて来た

                
                 その名は「姫」

CIMG4035.JPG

           このブログは、今日で幕を閉じます


        悲しい終わり方になった事を深くお詫び申し上げます

         訪れてくださった、小鳥を愛する心優しい方々


              本当に有難うございました
posted by chiaki at 13:25| 大阪 ☔| Comment(15) | TrackBack(0) | 私の「姫」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。