十姉妹『殿姫』の観察日記

2009年08月23日

殿の手紙A

姫、見てる?

最近ね、何だか体が変なんだよ

シッポを上にあげているのは、お腹が痛いからなんだ

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時間はピンと張り詰めて、一秒一秒がとても長いよ

でも僕は、耐えていこうと思うんだ。  

あの日、あの時、君が通らねばならなかった最後の試練に比べれば・・


ただ今夜の僕は、シッポをおろす事が出来そうにないよ

この事は、飼い主さんには秘密さ、心配するからね



ほら、もうすぐ夜が明ける
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僕は今夜も生き抜いた

そして明るい朝を迎えるんだ



夜覗くと、殿はとても辛そうにしていました。
沈黙に悲鳴を閉じ込めて、一秒一秒を病気と闘いながら、懸命に生きていました。
自然界で追われ続けてきた弱者特有の、耐え抜く本能がそうさせるのでしょうか。
明け方に嬉しそうに叫ぶ声から、生きている喜びが伝わってきます。
殿は病気に負けたりしません。夜明が来るたびに、必ず元気を蘇らせます。
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2009年08月14日

神様!!

殿 「最近、風船がどんどん膨らんで、僕のお腹は妊婦さんのようになった

ウンチが糸ミミズみたいに細くなった。 けど、全く出ないわけじゃない
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ご飯を一気に消化できなくなった。 なら、小分けして食べればいいんだ
いまや僕は、夜中にだって食事する


座ってばかりで退屈することも多いけど、楽しい事だって沢山ある
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陽射は気持ちいいし、水浴びしたり、飼い主さんと遊んだり

僕は、生まれてきて本当に良かったなぁ〜って思うんだ




神様、殿の体を治して、なんて願いません
でもどうかこれ以上は、殿の風船を膨らませないで下さい
今のままなら、今の状態ならかろうじて、殿は静かに、生きていけるのです



posted by chiaki at 16:34| 大阪 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

浴びたいの!!

         時折、殿はバナナ水入れの水を散らす仕草をみせます
          これは 「水浴びがしたい!!」 という合図
          私は暖房を全開にして、殿を水浴び器へ導きます
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     水浴び後、ブルブル震える殿を、急いでエアコン前へかざします
そうして、水を弾かなくなった羽根を一気に乾かして、貴重な体温を封じ込めます


        体が乾くと、しばらく殿は手の平にぺったりと座り込みます
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         何だかんだいっても、結構毎日を楽しんでいるようです


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2009年07月26日

平飼い?

          殿 「僕は籠の底で生活するようになった」
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     「それは僕が、頻繁に止まり木から落ちるようになったからさ」


「とは言え、地面から少しだけ浮いてるの。だから、それほど違和感ないよ」
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    「ただベッドを出ると突然、餌場にワープするのは変な感覚だね」


        「以前にも、こんな模様替えがあったような・・・?」



まだ完全ではありませんが、平飼いへの改造の第一歩です。
止まり木は、今までより太めで短く、「の」字型から「U」字型にかわりました。
(殿の目に映る事を期待して、ピンク色にしてみましたが、効果は有りませんでした)

今後、さらに高度を下げる予定ですが、デザインはこのままで行こうと思います。



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2009年07月20日

闘病生活

        殿 「僕は遠くの病院に行かなくて良くなった」
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    「そのかわり飼い主さん、お薬を沢山もらってくるようになったよ」


「僕の主食は砕いたペレット。粉もんは、お腹でスグ溶けるから、大助かり」
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       「季節は夏。天然の保温が僕を包んでくれる」

僕の風船は日に日に膨らんでくよ。でも僕は大丈夫、側にいてね、飼い主さん



いつ目を向けても、殿は寝床で座っている姿ばかりを見せるようにになりました。
触れると、嬉しそうに羽根を膨らませます。手を差し出すとポテッと乗っかります。
今までと変わらずに、ふわふわでカワイイ殿、重い病気だなんて、嘘のようです。

posted by chiaki at 13:38| 大阪 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

探し物

               今日、僕は初めて電車に乗った
         2回も乗り継いで、はるばる2時間、遠く遠くの病院へ・・
                 飼い主さんが言うにはね
この世の何処かに奇跡の治療法があって、まだ出会ってないだけなんだって
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               僕は検査をいくつか受けた
        一日がかりの通院だったけど結局、奇跡はなかったよ

     ねえ飼い主さん、探し物はなあに?僕の元気な未来の姿?
今、僕は元気だよ、飼い主さんと過ごせる時間を、いつも楽しみに待ってるよ



殿をなんとしてでも治したい、そんな気持ちが、嫌がる殿を遠くの病院へ導きます
そして、ついつい、元気な殿の貴重な1日を消費してしまいます。
殿が自分から治療を求める様子は有りません。
ただただ、自分のからだの異変を受け入れ、今を大事に生きています。



posted by chiaki at 22:57| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

新しい生活

「飼い主さんはベッド脇に何やらゴソゴソゴソ・・そう、また得意の改造だね」
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「最初は僕、使わなかたんだ!勝手にレイアウトをいじられても困るんだもの」


「ただ夜中に喉が渇いて・・でも怖くて下の餌場に行けないの。だから・・」
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「 うんとこどっこいしょ・・うんとこどっこいしょ・・・うんとこどっこいしょ 」


  「とうちゃ〜くるんるん  いつの間にか、このベッドサイドは僕はお気に入り」
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 「昼間はちゃんと下まで降りてるよ、おもちゃ箱のバードバスにも入ってる」           
         「つまり、僕は行動範囲が広がったのさ手(チョキ)

               (※水が赤いのは、お薬を混ぜているからです)


私のプライベートは殿が中心になりました。
家事まで後回しにするので、どうしても生活は荒れますが、
そんな私の価値観を生活のパートナーである主人は理解してくれています。
色々な方の支えの中で、今、私は殿と向き合えています。


posted by chiaki at 12:41| 大阪 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

悪いお知らせ


         さっき、飼い主さんが、優しく僕に教えてくれた
         僕のお腹には風船が入ってるんだって
    その風船は、これから少しづつ、少しづつ膨らんでいくんだって
        そうか、だから最近ウンチがに出にくくなったんだ
             焼砂のせいじゃなかったんだ
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           飼い主さんは、とっても悲しそうだった
      僕が歌っても歌っても、飼い主さんは、泣き止まなかった
  僕の歌声には寂しさも、悲しさも吹き飛ばす、魔法の力があるハズなのに



昨日病院で、殿は、内蔵に重い疾患があると指摘を受けました。
最も可能性が高いのは精巣腫瘍
その病名を聞いた時、目の前が真っ暗になりました。
治せる病気ではないそうです。

今、殿は私の目の前で、元気にはしゃいでいます。
今後皆様には、ご心配を掛けてしまう事が多くなると思いますが、
殿が「頑張る!!」と言う限り、私もトコトンまで付き合っていくつもりです。





posted by chiaki at 08:53| 大阪 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

焼砂騒動A

     殿は最近、不自然な位に力みます。そしてその割には小さなウンチ
         心配になって、病院でレントゲンを撮ってもらいました
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すると骨格標本のような画像のお尻部分に、焼砂らしき影が多量に映っていました


       焼砂? 本来、体内に留まり消化を助けると言われる焼砂?
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      焼砂は放鳥タイムに必ず下に捲きました。 殿が喜ぶからです
           私は、与えすぎてしまっていたのでしょうか?


    そういえば、あの日、初めて焼砂を与えた時のザラララ。。という砂の音。
               それが頭をよぎって仕方ありません
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  ですが診察の結果、確信をつくまでの原因は、結局突き止められませんでした
  とり合えず焼砂はストップです。今後、少しづつ体外へ排泄されるとの事です



今回の通院で、得たものは大きいです。ただ、往復を含め5時間を費やしました。
そして無理な体勢でのレントゲン撮影。殿は疲れたことでしょう。
移動中、殿は剥製のように緊張し、水もろくに口にしませんでした。
小鳥に詳しい病院が、遠くにしかないというのは、緊急時を思うと、心配です。

殿は今日も、変わらずに元気です。
どうかこれからも、こんな日が続きますように・・・。




posted by chiaki at 18:21| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月20日

「ただいま殿」

            夕方、飼い主さんは、職場から帰ってきた時
           僕の前にたたずんで、ポロポロ涙を溢す時がある
              どうしたの?  いじめられたの?  
           それとも自分を責めてるの?何か悪い事したの?
         泣かないで飼い主さん、 僕は飼い主さんが大好きだよ
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それでも翌朝、飼い主さんは働きに出かけます。まるで自らを束縛しているかのよう
                ねえ飼い主さん、気が付いて
       飼い主さんを覆うカゴは、何処にもないんだよっ 自由なんだよ


                     僕?僕は自由さ。
    好きなときに歌い、甲高いこえで早朝に叫ぶ。 誰もボクを止められない
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       僕は難しい事は良く分からないけれど、幸せな生き方を知っている




毎日、仕事に通っていると、時には嫌な事が有ったり、悩む事が有ったり・・。
私は、この歳になっても帰宅後、部屋で泣き出す事があります。
そんな時、殿はいつだって暖かくて柔らかな羽根で、私を迎えてくれます。
そして、純粋にひた向きに生きる殿の姿は、
私に「大切な何か」を教えてくれるのです。



posted by chiaki at 19:11| 大阪 | Comment(4) | TrackBack(0) | 「姫」に贈る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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